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コーヒーの起源

更新日:11 時間前


草木染に使われる染料は薬や生薬(漢方)だったりします。


コーヒーも歴史を振り返ると、『薬』として利用されていたといわれています。


コーヒー誕生の地といわれているエチオピアのカルディ。


イエメンのシーク・オマールなど、コーヒーにまつわる伝説はコーヒー好きの方には有名なお話かもしれません。


改めて、これらの言い伝えを調べると、あることに気づきました。


コーヒーの始まりは、豆ではなく、『果実』ということです。


イエメンでは、コーヒー豆の利用が一般化する前は、コーヒーの実をお茶として加工し、近隣諸国に輸出されていました。


コーヒーチェリーのお茶は『キシル』と呼ばれています。


17世紀以降、主要貿易品がコーヒー豆に移りかわり、キシルはローカルな文化として継承されていきました。


その後、2010年代に入ると、コスタリカをはじめとした中米諸国などで「カスカラ」と称して生産が行われ始めています。


すなわち、コーヒーは果実から始まり、その後、豆の利用に移り、再び果実の利用へと戻っているということです。


歴史を振り返ると新たな発見があったり、良い勉強になります。


 
 
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